ヤマビル撃退戦:塩 vs アルコールの真実
気づかぬうちに忍び寄る「吸血ゴム」への対抗手段
Leech Neutralizer
Saline shock vs Chemical deterrent
ヤマビルは、二酸化炭素や熱を感知して、木の上や地面から驚くべき速さで移動してきます。5月の雨上がり、湿度の高い森は彼らにとっての主戦場です。靴の隙間から侵入し、痛みを感じさせない麻酔成分を注入しながら吸血するこの「静かな略奪者」に対抗するための、最強の武器を選定しましょう。
武器1:塩(高濃度食塩水)
ヒルの体は大部分が水分。塩をかけると浸透圧によって水分が奪われ、瞬時に悶絶・脱落します。
【利点】 安価で確実。死滅させることができる。
【欠点】 濡れると流れてしまう。自分にかかるとベタつく。
武器2:アルコール(ハッカ油)
エタノールや高濃度のハッカ油、あるいは市販のディートはヒルの感覚器を麻痺させます。
【利点】 スプレーで広範囲に塗布可能。予防効果がある。
【欠点】 揮発が早く、効果が持続しない(30分〜1時間で再散布が必要)。
サバイバーの結論:予防はスプレー、除去は塩
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歩行前、**「靴、靴下、ズボンの裾」**に高濃度のハッカエタノールスプレーをたっぷりと吹き付けます。これが第一の防衛線です。
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それでも侵入され、吸血が始まってしまった場合は、**無理に引き剥がさず**(牙が残るリスクがあるため)、用意していた「塩」を直接振りかけ、自ら離れるのを待ちます。
吸血された後の「止血」テクニック
ヒルの毒(ヒルジン)には血液を固まらせない作用があります。絆創膏を貼るだけでは血が止まらず、服が真っ赤に染まることも。
1. 傷口から毒を絞り出しながら、水で洗う。
2. ポイズンリムーバーがあれば、残った毒を吸引する。
3. **「抗ヒスタミン剤」**を含む軟膏を塗り、ガーゼで圧迫止血する。
「気づき」が最大の防御
ヒルの多い地域では、10分に一度は足元を確認すること。この小さな確認サイクルが、あなたの血液と平穏な心を守ります。
