日本二大毒ヘビ:マムシとヤマカガシの見極め術
足元を数センチの隙で歩くサバイバーのための護身知識
Toxic Serpent Alert
Identify the danger before the strike
5月、気温の上昇とともにヘビが冬眠から目覚め、活発に移動を始めます。日本に生息するヘビの中で、特に注意すべきは**「マムシ」**と**「ヤマカガシ」**です。彼らは好戦的ではありませんが、うっかり踏みつけたり、死角に手を入れたりした際に致命的な咬傷事件を引き起こします。
1. ニホンマムシ
【見た目】 体長40〜60cm。胴が太く短め。**「銭形模様(ぜにがたもよう)」**と呼ばれる楕円形の斑紋が特徴。頭は三角形に近い。
【危険性】 出血毒を持ち、組織壊死を引き起こす。保護色で落ち葉に紛れるため、視認しづらい。
2. ヤマカガシ
【見た目】 体長60〜120cm。赤と黒の派手な斑紋(個体差あり)。かつては無毒と思われていたが、実は強力な毒を持つ。
【危険性】 血液凝固阻止毒。深咬されると全身出血を招く。奥歯に毒牙があるため、深く咬まれるまで毒が入らないこともある。
!咬まれた時の「サバイバル応急処置」
※決してパニックにならず、心拍数を上げないことが最優先です。
口で毒を吸う(口腔から毒が侵入する)、止血帯で強く縛る(組織壊死を悪化させる)、傷口を切り裂く(細菌感染のリスク)。
傷口より心臓側を「指が1本入る程度の強さ」で軽く縛る(静脈環流を抑える程度)。ポイズンリムーバーがある場合は即座に使用。速やかに救急車を呼ぶ。
プロの回避術:森では「音」を鳴らして歩く
ヘビは聴覚はありませんが、地面の「振動」に非常に敏感です。長い枝で前方の藪を叩きながら歩くのは、ヘビに「今から私が通るから逃げてくれ」と合図する行為です。無音で隠密に歩くより、ある程度の気配を出して歩くほうが、偶発的な接触(踏みつけ)を回避できます。
DETECT OR DIE
The jungle floor is a tapestry of life and death. Look before you step.
