避難所の「湿気」を制する:重曹と新聞紙の魔法
密閉空間での腐敗臭とカビを防ぐ、ゼロコストの衛生管理術
Zero-Odor Zone
Survival Desiccant Techniques
多くの人が集まる避難所。梅雨の時期、濡れた靴や雨具、そして人の湿気がこもると、そこは菌の温床となります。電力がない、あるいは限られた状況で自分たちのスペースの衛生を守るためには、**「吸湿」と「消臭」の両輪**が必要です。救急キットの端に重曹を少し足しておくだけで、避難生活のレベルは格段に向上します。
新聞紙の驚異的な「除湿力」
靴に詰め込む
濡れた靴を放置すると、一晩で雑菌が繁殖し強烈な臭いを発します。丸めた新聞紙をギチギチに詰め込み、1時間おきに交換するだけで、内部の水分をほぼ完全に除去できます。
キャンプマットの下に敷く
冷たい床からの湿気がマットに結露し、寝袋を濡らすのを防ぎます。新聞紙のインクには防虫効果もあり、環境改善に役立ちます。
重曹による「万能」消臭・除湿剤の作り方
重曹(重炭酸ナトリウム)は弱アルカリ性。酸性の腐敗臭(汗の臭いや食べ物の臭い)を中和・消臭し、さらに空気中の水分を吸収します。
- 1. 使い古しの靴下、またはガーゼに重曹をカップ1/2程度入れる。
- 2. 口を紐や輪ゴムで縛り、小さな「消臭ボール」を作る。
- 3. これをバッグの中や枕元、靴の中に入れておくだけ。
- 4. 効果が弱まった重曹は、そのまま水に溶かして掃除や「水を使わない洗濯」に流用可能です。
「衛生は道徳ではなく、生存戦略である。」
不快な臭いはストレスホルモン(コルチゾール)を上昇させ、免疫力を低下させます。小さな一工夫が、あなたの体を守ります。
不快な臭いはストレスホルモン(コルチゾール)を上昇させ、免疫力を低下させます。小さな一工夫が、あなたの体を守ります。
5月のうちに重曹を備蓄せよ
重曹は料理、掃除、消臭、さらには軽微な肌の痒みのケア(パウダーとして使用)まで対応できるサバイバルのマルチツールです。1kgのストックを防災バッグに加えておきましょう。
