Gear Maintenance

撤収前の「30分天日干し」がギアを救う

紫外線の恩恵を最大化し、カビの発生をゼロにする乾燥技術

Sun Dry Strategy

Natural disinfection and moisture removal

キャンプで最も厄介なのは、家へ帰ってからの「テント干し」です。しかし、5月の強い日差しがあれば、キャンプ場での撤収作業中にメンテナンスを完結させることが可能です。紫外線(UV)には強力な殺菌作用があり、湿気を飛ばすだけでなく、カビの胞子や臭いの原因菌を根本から抑え込んでくれます。

1効率を3倍にする「干し方」の黄金ルール

裏返し!

最も湿気がこもるのはテントの「底面」と「内側」です。インナーテントは裏返しにして、太陽に直接当てることで、地面からの湿気を一気に飛ばします。

立体化!

シュラフは平置きではなく、タープのポールや木の枝に「立体的に」掛けます。風の通り道を作ることで、内部のデッドエアを排出し、ロフト(ふくらみ)を復活させます。

空気置換!

クッカーやカトラリーも、洗った後に布巾で拭くだけでなく、数分間直射日光に当てるだけで、熱による殺菌と乾燥が完結します。

紫外線の「功罪」を知る

天日干しは有効ですが、**長時間(数時間以上)の放置は厳禁**です。プラスチックやナイロン生地を劣化させる紫外線ダメージを避けるため、目安は「表面がパリッとした感触になってから+10分」程度。30分〜1時間もあれば、5月の日差しでは十分な効果が得られます。

サバイバーの結論:帰宅後の苦労を現場でゼロにする

撤収前の30分、椅子に座ってコーヒーを飲むのも良いですが、その間にギアを太陽に「食べさせて」あげましょう。家に着いたら収納棚に直行できる――この安心感こそが、次のキャンプへのフットワークを軽くします。

カビ予防の「三種の神器」

直射日光風の通り道適切な乾燥時間