DIY Survival Gear

森のシャワーを自作する:水の節約と衛生管理

5月の汗を「コップ数杯の水」でリセットする知恵

Gravity Feed System

快適なキャンプやサバイバル生活を維持する上で、最大の悩みは「汗と汚れ」です。特にお風呂に入れない連泊の野営では、末端の衛生管理が原因で皮膚トラブルを起こすこともあります。今回は、廃棄予定のペットボトルを改造して作る、**「超節水型ブッシュクラフト・シャワー」**の製作法を紹介します。

製作ガイド:1分でできる加圧ポンプ

準備するもの

  • 2Lペットボトル(炭酸用の丸いものが丈夫で推奨)
  • パラコード(吊り下げ用)
  • 小さなキリ、または熱した針

手順

ボトルの底から2〜3cmの位置に、針で1本だけ小さな穴を開けます。それだけです。キャップを閉めた状態では水漏れせず、**キャップを緩めると空気圧で水がシャーッと勢いよく噴き出します**。

重力と圧力:なぜ節水になるのか?

普通にボトルから水をかけると、一瞬で2リットル使い切ってしまいます。しかし、この小穴シャワーは水圧を一定に保つため、**「2リットルの水で全身を洗う」**という離れ業が可能になります。

手洗い器として: サイトの近くに吊るしておけば、調理前やトイレ後の手洗いが劇的に楽になります。

温水体験: 晴天下でボトルを太陽に向けて数時間置いておくだけで、40度近い温水シャワーが楽しめます。黒いテープをボトルに巻けば効率はさらにアップします。

💡サバイバーの知恵:石鹸カスを川に流さない

シャワーを浴びる際は、水源(川や湖)から少なくとも30メートル以上離れた「陸地」で行いましょう。地面がフィルターの役割を果たし、分解を助けます。また、使用する洗剤は「オールインワン」の生分解性石鹸を選ぶのが、自然に対する最低限のマナーです。

Hygiene is Sanity

体温を下げるだけでなく、精神的なリフレッシュ効果も絶大なブッシュクラフト・シャワー。5月の清々しい空気の中、自分の知恵が生み出した「水のご褒美」を味わってみてください。