Gear Hack / Tool Ergonomics
「握り」を、
鉄壁に固めろ。
ペグハンマー・パラコード・グリップ:滑り止めと緊急紐の融合
Enhancing the Interface of Strike and Stability
The Strategy / 紐は「予備」であり「機能」である
不器用な道具を使いこなすのがブッシュクラフトだ、というのは誤解です。 道具を使いやすく改善するのが、真のサバイバー。 ハンマーの木製やアルミ製の柄にパラコードを巻き付けることで、驚異的なグリップ力を獲得。 さらに、万が一の際にはそこから数メートルの紐を取り出せる。 一つのギアに二つの役割を持たせる。これがスタッキング・思考の基本です。
Protocol / 緩まないパラコード・ラッピングの手順
1
「選定」:550パラコードと配色
引張強度250kgを誇る550パラコードを使用します。視認性を上げるならオレンジ、無骨さを出すならコヨーテタンやODを。編み方は最もシンプルで緩みにくい『フィッシュテイル』や『コブラステッチ』が推奨されます。
2
「テンション」:締め付けこそが命
巻く際は、手が痛くなるほど強く紐を引きます。わずかな緩みが、実際の打撃時には大きなガタつきとなり、マメの原因になります。一巻きごとに親指で押さえ、密度を上げて隙間なく埋めていくのがコツです。
3
「末端処理」:内側に隠して融着
編み終わりは、編み目の中に引き込んでからライターで炙り、プラスチック状に固めます。外側に結び目を出さないことで、どこを握っても均一なグリップ感が得られ、かつ解けにくい究極のハンドルが完成します。
