Thermodynamics / Ground Insulation
「地熱」との、
静かなる絶縁。
枯れ葉マットの断熱テスト
The Dead Leaf Insulation Experiment
The Fact / 体温は「座面」から吸い取られる
雪が解けても地面はまだ冷たく、濡れています。 伝導(Conduction)によって奪われる熱量は、空気に逃げる熱よりも遥かに大きい。 ハイテクマットがない状況で、自然界の『デッドエア(静止空気)』をいかに味方につけるか。 枯れ葉の層が生み出すマイクロクライメイトの測定結果とは。
Protocol / 快適さを生む3つの工法
1
「ディープ・デブリ」:30cmの圧縮壁
枯れ葉をただ敷くのではなく、自分の体重で潰れることを想定。最初は30cm以上の高さまで盛り上げ、足で踏み固めることで、安定したスポンジ状の断熱層(パディング)を作ります。
2
「フレーム・ボックス」:散乱防止の枠
枯れ葉が寝返りで外へ逃げないよう、太い丸太4本で自分の寝床の枠を作ります。この枠の中に『空気の袋』を閉じ込めることで、一晩中変わらない断熱性を維持します。
3
「ドライ・トッピング」:表面の湿気管理
地面からの湿気を吸いにくいよう、一番上には特に乾燥した広葉樹の葉を配置します。さらにその上にサバイバルシートや布を一枚敷くだけで、最強のR値(断熱値)を発揮するベッドが完成します。
