Wilderness Culinary / Structural Engineering
重力さえも、
「吊り」で支配せよ。
ブッシュ・トライポッド構築術
Engineering the Perfect Wilderness Kitchen
The Framework / 安定の三角形を自作する
トライポッド(三脚)は、不整地でも最も安定する物理構造です。 現地で落とした枝を、強靭なパラコードや麻紐で繋ぐだけで、10kg以上の重量物を火の上に保持することが可能になります。 荷物を減らし、技術を増やす。それが本物のブッシュクラフト・クッキングの始まりです。
Protocol / 「三脚縛り」と安定のコツ
1
「三脚ラッシング」:交互に通す結束術
3本の枝を並べ、紐を8の字を描くように交互に通していきます。最後に枝同士を締め付ける『フラッピング』を行うことで、脚を広げた瞬間にガチガチの固定力が生まれます。
2
「ポットハンガー」の自作:火力の微調整
鎖(チェーン)がない場合は、枝に複数の切り欠き(ノッチ)を入れ、紐の長さを変えることで、クッカーと火の距離をミリ単位で調整。沸騰から保温までを自在に操ります。
3
「アンカー・スタンス」:転倒を防ぐ設置
三脚の脚を地面に軽く埋めるか、石で固定します。ダッチオーブンの重みが垂直にかかるよう、頂点のセンター出しを正確に行うことが、安全な野営飯の絶対条件です。
