Improvised Tools / Foraging Hack

「届かない」を、
知恵で超えろ。
タラの芽採取ギアDIY:現地調達の極意

Engineering the Wild Reach

The Concept / 荷物を減らし、知恵を増やす

重い高枝切りバサミを担いで山を登るのは非効率です。 ブッシュクラフトの神髄は、必要なものをその場で作ること。 タラの木を傷めず、かつ自身の指先も棘から守る。 最小限のツール(ナイフと紐)だけを使い、物理的な「リーチ」を拡張するテクニカルな解決策を提示します。

Protocol / 採取用「V字フック・ポール」の自作

1

「枝」の選定:しなりと強度の黄金比

長さ1.5m〜2m程度の、乾燥しすぎていない強い枝を選びます。先端がV字(二又)に分岐しているものがベスト。もし分岐がなければ、ナイフで先端を割るか、別の短い枝を紐で十字に固定してフックを作ります。

2

「引き寄せ」:木を折らない繊細な操作

タラの芽がつく先端部にV字フックを引っ掛けます。垂直に引くのではなく、ゆっくりとしならせながら「自分の手の届く範囲」まで持ってくるのがコツ。力を入れすぎると幹が折れ、来年以降収穫できなくなります。

3

「採取」:指先を保護するワンハンド・カット

引き寄せた状態で片方の手(耐切創手袋着用)で固定し、もう片方の手でナイフを使い、根元から綺麗にカットします。この「引き寄せ・固定・切断」の三動作を一人でこなせるようになるのが上級者の証です。

Take what you need, but leave the source intact.
Intelligence is the longest arm.