MYOG / Alcohol Stove DIY
「無」から、
炎を設計せよ。
空き缶アルストDIY:トルネード燃焼の設計図
The Aluminum Thermodynamics Protocol
The Concept / 缶は燃焼室である
飲料缶を二つ重ねただけのシンプルな外見。しかし内部では、気化したアルコールが熱せられ、狭いノズルから噴出する高度な物理現象が起きています。 穴の角度、数、そして予熱(プレヒート)の仕組み。 これらを最適化することで、市販品を凌駕する美しいスパイラル状の炎を実現できます。 資源を燃料に変えるサバイバーの知恵を、その手で具現化しましょう。
Protocol / 穴あけと組み立ての精密工程
1
「精密穿孔」:斜め45度のノズル設計
インナー缶の上部に、画鋲やドリルで16箇所の穴を開けます。この時、垂直ではなく『時計回り(または反時計回り)に45度』傾けて穴を開けるのがトルネード発生の核心。この角度が、噴出するガスに回転を与えます。
2
「ダブルウォール」:気化効率の最大化
外缶と内缶の間に適度な空間(ジェットチャンバー)を設けます。毛細管現象を利用するためのグラスウールを詰めることで、着火から本燃焼までの時間を劇的に短縮。熱を逃がさず、効率的にアルコールを気化させます。
3
「シーリング」:圧力を逃がさない密閉
上下の缶を合体させる際、隙間からガスが漏れると火力が安定しません。アルミテープや耐熱パテで微細な隙間を埋める、あるいは缶の縁を丁寧に織り込むことで、ノズルからの噴射圧を極限まで高めます。
