奔流の防衛姿勢:ホワイトウォーター回避術
泳ぐな、浮かべ。そして足で岩を蹴れ
FEET DOWNSTREAM
DEFENSIVE SWIMMING POSITION
「川に流される」現実に直面した時、人間の本能は上流(元いた場所)に向かって泳ごうとします。しかし、秒速数メートルの濁流においてこれは徒労であり、即座にエネルギーを枯渇させます。サバイバルにおける正解は、流れを受け入れ、防御的に流されることです。
Standard Position: 防御姿勢の3要素
1
足を下流に向け、軽く曲げる
足は「バンパー」の役割を果たします。岩や倒木に衝突する際、足の筋肉と関節で衝撃を吸収し、頭部へのダメージを防ぎます。2
仰向けで腰を浮かせる
お尻を川底にぶつけると脊髄を損傷する恐れがあります。できるだけ水面に平行に浮き、お尻を高く保つ意識(バック・ブラスト・ポジション)を持ってください。3
手でバランスを取る
パドルのように手を使い、流れの緩やかな場所(エディ)へ向かうよう、角度を調整します。Survival Warning: 立とうとするな
足がつく深さだと思っても、急に立ってはいけません。
「フット・エントラップメント(足の挟まり)」の危険。 岩の隙間に足が挟まった状態で水圧を受けると、二度と立ち上がれず、そのまま水中に押し込まれ窒息します。岸に手が届くまでは、絶対に立とうとしないでください。
Control the Vector.
水のエネルギーに逆らうのは「暴力」への対決。水のベクトルを利用するのは「知性」の行使。サバイバルを、知性の戦いに変えろ。
Become One with the Stream.
流れに乗れ。ただし、操縦桿(足)は決して手放すな。
