Evacuation Hygiene

足元の防衛線:避難所のフットケア

濡れを放置すれば、一歩も歩けなくなる日が来る

Infra-foot Integrity

Barrier Maintenance in Moisture

「トレンチフット(塹壕足)」を知っていますか? 第一次世界大戦の兵士が、濡れた足のまま過ごすことで組織が壊死した歴史的なトラブルです。避難所の高湿度と濡れた靴下は、現代の日本でもこれに近い状況を容易に作り出します。

Tactics: 湿気を物理的に遮断せよ

● 「替えの靴下」は真空パックで保管

湿気を吸った靴下を履くのは最悪です。予備は必ず防水性の高いジップロックに入れ、常に「乾いた」状態をキープしてください。

● ベビーパウダー(または重曹)の活用

足の指の間にパウダーを塗ることで、余分な湿気を吸着し、摩擦による傷(水ぶくれ)を防ぎます。これはサバイバル・マーチングの鉄則です。

Observation: 指の間の「白さ」をチェック

風呂に入れない状況では、一日に一回、必ず自分の足を「観察」してください。

「指の間が白くふやけていないか」「熱を持っていないか」「小さな傷がないか」。 もし傷があれば、少ない飲用水を割いてでも洗浄し、殺菌剤を塗って保護してください。下水が混じった洪水後の泥は、微細な傷口から恐ろしい感染症を招きます。

Essential Survival Rule: 裸足の時間を1時間作る

安全が確保されたスペース(自分の布団の上など)では、靴下を脱いで足を空気に晒してください。1時間でも完全に乾燥させる時間を持つことが、雑菌の繁殖スピードをリセットします。

The Feet Carry the Future.

足を守ることは、逃げるための機動力、そして尊厳を守ることと同義である。