濡れない火種:ファットウッドの真価
数百年前の樹脂が、今あなたの命を温める
Natural Resin Energy
Fatwood Extraction Logistics
サバイバーの間で「天然のガソリン」と呼ばれるファットウッド。松の木が枯れた後、樹脂(松脂)が根や節に集中して固まったものです。これは水を一切通さず、どんな豪雨の中でもマッチ一本で激しく燃え上がります。
The Scouting: どこでファットウッドを見つけるか
松の木(アカマツやクロマツ)が多く生えているエリアが戦場です。
- 1. 倒木の「付け根」: 木が倒れて腐っていても、根っこに近い部分は樹脂のおかげで腐らずに残っています。
- 2. 枯れた「枝の節」: 幹から生えている太い枝の根元は樹脂が溜まりやすいポイントです。
- 3. 飴色の断面: ナイフで少し削って、オレンジ色や飴色をしていれば、それがファットウッドです。
Extraction: 抽出の極意
周囲の腐った木質部分を削ぎ落とし、純粋な樹脂の塊だけを取り出します。
「焚き火の熱で油を浮かせる」。 採取したファットウッドを少し火の近くに置くと、樹脂が溶け出して独特の強い香りが立ち上ります。これを細かくフェザースティック状に削ることで、雨の中でも確実に火を大きくすることができます。
Survival Fact: 非常用持ち出し袋の必備品
市販の着火剤も良いですが、ファットウッドは「永久に劣化しない」のが強みです。一欠片持っておくだけで、どんな湿地帯でも火をコントロールできる自信が生まれます。梅雨の時期、晴れ間に山へ入り、数年分のファットウッドを掘り出しておくのは優れたプレッパーの嗜みです。
Capture the Sun Stored in the Wood.
自然が用意した最高密度のエネルギーを、その手に収めろ。
