Blade Maintenance Protocol
【道具のケア】
汗で錆びる!
ブッシュクラフトナイフのメンテナンス
真夏の野営、最大の敵は雨ではなく「自分自身の汗」だ。塩分と湿気が引き起こす皮膜破壊から、鋼の刃を守り抜くプロ仕様のケア。
Salt Corrosion
「汗に含まれる塩化ナトリウムは、金属表面の酸化皮膜を食い破る。炭素鋼にとって、真夏のポケットは酸のプールと同じだ。」
Maintenance Metrics
Real-time Gear Status Evaluation
Carbon
High
Risk Level
Stainless
Mid
Surface Cap
Oiling
Daily
Check Freq
Grind
60:40
Ideal Edge
夏のメンテナンス・プロトコル
01
脱脂と中和 (Neutralization)
使用後は真水で塩分を洗い流し、アルコール綿等で油分を完全に除去します。目に見えない指紋の脂が、数時間で黒錆の原因となります。
02
極薄の油膜 (Barrier Film)
椿油や食品グレードのミネラルオイルを数滴垂らし、キッチンペーパーで「拭き切る」つもりで薄く伸ばします。ベタつきはホコリを呼び、さらなる腐食を生みます。
Sheath Management
革シースは水分(汗)を吸いやすく、最悪の錆び発生源になります。夏場はシースに入れたまま保管せず、風通しの良い場所で刃と鞘を別々に休ませるのがセオリーです。
Storage Protocol
Rust Emergency
赤錆が出た場合は、ピカール等で徹底的に落とした後、すぐに「黒錆加工(ガンブルー等)」を。酸化を酸化で制すのが鋼の道だ。
Blade Master's Vow
「道具を磨く時間は、自分を磨く時間である。錆びた刃は、所有者の心の弛みそのものだ。」
