【散歩訓練】災害時給水ステーションまで歩いてみる:冬の重装備と「ポリタンク運搬」の過酷さを知る

「近い」と思っても「遠い」のが給水所

自治体が指定している「災害時給水ステーション(応急給水拠点)」の場所を知っていますか? 「小学校なら徒歩10分だから余裕」と思うかもしれませんが、それは「手ぶら」の話です。 20リットルの水(20kg)を持って、真冬の寒空の下、瓦礫があるかもしれない道を歩くのは、想像を絶する重労働です。

シミュレーション・ウォーク

1. ルート確認

ハザードマップを見て、ブロック塀や古い建物が倒壊して通れなくなりそうな道を避け、安全なルートを選んで実際に歩いてみます。高低差(坂道)も重要なチェックポイントです。

2. 運搬具(キャリー)の必要性

空のポリタンクやリュックを持って歩いてみてください。 そして想像してください。それに水が入ったらどうなるか。 手提げで運ぶのは腰を痛めます。 「台車(キャリーカート)」や「自転車(荷台)」が通れる道幅があるか? ガタガタ道でキャリーのタイヤが壊れないか? 実際に歩くことで「運搬具がないと無理だ」と気づけます。

冬の立ち待ち対策

給水所についたとしても、そこには長蛇の列ができています。1時間、2時間待つこともザラです。 動かずにじっとしている時の寒さは骨身に沁みます。 「厚手のダウン」「カイロ」「魔法瓶に入れた温かいお茶」を持っていくシミュレーションも重要です。

まとめ

「水を取りに行く」という行為がいかに大変かを知れば、自ずと「家の備蓄水を増やそう」という結論に至ります。 外に出なくて済むなら、それが一番のサバイバルです。 散歩の目的地を給水所に設定するだけで、防災の解像度がグッと上がります。