雪山ドライブのサバイバル:タイヤチェーンの装着を練習なしで本番に挑むことの絶大的なリスク
地獄の状況を想像せよ
タイヤチェーンが必要になるタイミングは、晴れた暖かい駐車場ではありません。 氷点下の吹雪、タイヤハウスは雪と氷でガチガチ、手足は冷えて感覚がなく、後続車からのプレッシャーがかかる道路脇です。 説明書を読みながらのんびりやる余裕はありません。未経験者がこの状況でチェーンを巻くのは、戦場で銃の組み立て方を読むようなものです。
「本番前の1回」が運命を分ける
旅行に行く前の暖かい日に、必ず一度、駐車場などで装着の練習(ドライ・トレーニング)をしてください。
- 部品の確認: 錆びていないか?ゴムが切れていないか?サイズは合っているか?
- 手順の体得: 裏表の区別、フックの掛け方、締め込みの感覚。一度やっておけば、手が覚えます。
- 必要な道具の確認: 軍手(濡れるのでゴム手袋がベスト)、膝をつくためのマット(古新聞や段ボール)、夜間用のヘッドライト。これらがセットになっていないと作業できません。
スタッドレス過信の罠
「スタッドレスタイヤだからチェーンはいらない」というのも誤解です。 豪雪地帯や急な坂道、あるいは高速道路の「チェーン規制」区間では、スタッドレスでもチェーン装着が義務付けられる(または登れない)ことがあります。 チェーンはお守りとして必携です。
まとめ
練習で15分かかった作業は、本番では30分以上かかります。ましてや、やり方を知らなければ数時間かかるか、装着できずにJAFを呼ぶことになります。 スムーズな装着は、カッコいいだけでなく、あなたと同乗者の安全を守る必須スキルです。
