【実験】自分の吐息で寝袋が濡れる!?首元に絞りを入れて「暖かさを逃がさず湿気だけ出す」方法

呼吸は水蒸気ベンダー

人間は寝ている間に呼気から約300ml〜500mlの水分を放出します。 顔まで寝袋に入れてしまうと、この水分が全て寝袋のダウン(羽毛)に吸収されます。 濡れたダウンは保温力を失います。つまり、自分で自分を冷やしていることになります。

正しいマミー型寝袋のあご紐(ドラフトチューブ)の使い方

  1. 顔を出す: 鼻と口は必ず寝袋の外に出します。
  2. ドローコードを絞る: フードの紐を引き、顔の周りの隙間を最小限にします(目と鼻だけが出る状態)。
  3. 首元のバッフル(襟巻き)を閉じる: 多くの冬用寝袋には、首元に襟のようなパーツ(ショルダーウォーマー)があります。これを内側で絞ることで、体温で温まった空気が首から逃げるのを防ぎます。

顔が寒い時は?

顔を出して寝ると、顔面が凍りそうになります。 その場合は、バラクラバ(目出し帽)やネックウォーマーを着用して顔を保温します。 寝袋に頼らず、衣服(小物)で顔を守るのが正解です。

まとめ

「息苦しいから顔を出す」のではなく、「濡らさないために顔を出す」のです。 寝袋の性能を100%引き出すには、細かな使い方のテクニックが必要です。