年末の「新幹線」立ち往生:狭い座席でエコノミークラス症候群を防ぐ、10分おきの足首ストレッチ
長時間不動のリスク(深部静脈血栓症)
「エコノミークラス症候群」は飛行機だけの話ではありません。 新幹線や長距離バス、あるいは渋滞中のマイカーでも、同じ姿勢で長時間座り続けると、足の静脈に血の塊(血栓)ができやすくなります。 それが立ち上がった瞬間に肺へ飛び、血管を詰まらせると、呼吸困難や死に至ります。 特に冬は乾燥して血液がドロドロになりやすいため、リスクが高まります。
座席でできるサバイバル運動
隣に人がいても、座ったままできる動きがあります。
1. 足首のポンプ運動
つま先を上げ下げ(フレックス&ポイント)します。ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩し、ポンプの役割を果たして静脈血を心臓に押し戻します。1時間に数分、または思い出した時に何度でもやってください。
2. かかとの上げ下げ
つま先を床につけたまま、かかとをトントンと上下させます。貧乏ゆすりの動作ですが、医療的には非常に有効です(マナーには注意)。
3. 水分補給
トイレに行きたくないからと水分を控えるのは自殺行為です。 血液の粘度を下げるため、こまめに水やお茶を飲みましょう(アルコールやカフェインは利尿作用があるので水分補給にはなりません)。
着圧ソックスの活用
移動日は、医療用や旅行用の「着圧ソックス(弾性ストッキング)」を履いておくと、むくみ防止だけでなく血栓予防にも効果的です。
まとめ
「ただ座っているだけ」が、実は体に大きな負担をかけています。 目的地に着いた時に元気に歩き出すために、移動中も体の中の血液を動かし続けましょう。
