海外旅行サバイバル:スリ大国でパスポートと財布を守る、プロの「シークレットポーチ」配置

日本の常識は通用しない

「ポケットに財布を入れて歩く」「カフェのテーブルにスマホを置く」。これらは日本では普通ですが、海外の観光地では「どうぞ盗ってください」というサインです。 スリは集団で連携し、一瞬の隙を突いてきます。気づいた時にはもうありません。

3層の防御システム

貴重品を一箇所にまとめるのは自殺行為です。重要度に応じて分散させます。

Lv.1 ダミー財布(囮)

ズボンのポケットやバッグの取り出しやすい場所に入れる財布。 少額の現金と、期限切れのカードなどを入れておきます。強盗に「金を出せ」と言われたら、これを素直に差し出して命を守ります。

Lv.2 決済用財布

その日の支払いに使うクレジットカード1枚と少額紙幣。 首から下げるネックポーチや、バッグの奥のチャック付きポケットなど、スリが容易に手を入れられない場所に入れます。チェーンでバッグと繋ぐのも有効です。

Lv.3 聖域(パスポート・予備カード・高額紙幣)

絶対になくしてはいけない最重要アイテム。これらは「服の下(肌着の上)」にあるシークレットポーチ(腹巻きタイプ、マネーベルト)に隠します。 トイレやホテル以外では絶対に取り出してはいけません。人前でこの場所を見せること自体がリスクです。

スリの手口を知る

「ケチャップをかけられましたよ」と親切に拭くふりをして盗む。「署名お願いします」と囲んで盗む。 手口を知っているだけで、怪しい接近に気づけます。 「話しかけてくる知らない人は全員スリだと思う」くらいの警戒心でちょうど良いのです。

まとめ

パスポート紛失は、楽しい旅行を「大使館への通い詰め」に変えてしまいます。 お腹周りに違和感(マネーベルト)があるくらいが、海外では安心できる状態なのです。