冬の「水」の確保:川の水が凍っている時の氷の割り方と、汲み上げ後の凍結防止パッキング
「液体」を探せ
雪から1リットルの水を作るには大量の燃料と時間が必要です。 近くに川や湖があるなら、そこから水を汲むのがベストです。 表面が凍っていても、下には液体の水があります。
氷へのアプローチ
安全確認
氷が薄い場所に不用意に乗ると、割れてドボン(落水)します。氷点下での落水は死に直結します。 必ず岸から、長い棒や石を使って氷の厚さを確認し、無理のない範囲で穴を開けます。 流れのある場所や、堰堤の下などは氷が薄いことが多いです。
穴の開け方
大きな石を叩きつけるか、斧やナイフ(バトニング)で小さな穴を開けます。 手を入れるのは危険なので、コッヘルを紐で吊るして水を汲み上げます。
凍結防止パッキング
汲んだ水は、気温がマイナスならすぐに凍り始めます。
- ボトルを逆さまにする: 飲み口(細い部分)から凍りやすいため、広口ボトルを使い、運搬時は逆さま(蓋を下)にします。凍っても蓋を開ければ水が飲めます。
- 断熱材で巻く: ボトルを靴下に入れたり、タオルで巻いたりして、ザックの背中側(体温が伝わる場所)に入れます。
- 寝る時は抱く: 夜間は寝袋の中に入れます(湯たんぽ代わりにもなります)。
まとめ
「水を入手すること」と同じくらい「水を凍らせないこと」が重要です。 凍ったボトルはただの重い氷塊です。
