【実験】懐中電灯の「液漏れ」を防ぐ保管術:1年間放置しても確実に点灯させる接点処理
液漏れはなぜ起きる?
懐中電灯に乾電池を入れっぱなしにしておくと、スイッチがOFFでも微弱な電流が流れて過放電になったり、経年劣化でガスが発生し、電解液が漏れ出します。 漏れた液(強アルカリ性)は端子を錆びさせ、機器そのものを破壊します。 「電池を入れておかないとすぐに使えない」「入れておくと壊れる」。このジレンマを解決する方法があります。
解決策:絶縁体を挟む
電池を入れた状態で、通電だけを遮断すれば良いのです。
手順
- 懐中電灯の電池蓋を開けます。
- マイナス極とバネの間に、小さく切った紙(クリアファイルやクッキングシートなど、電気を通さない薄い素材)を挟みます。
- 蓋を閉めます。これで回路が遮断され、液漏れや自然放電を大幅に防げます。
- 重要: 本体にテプラなどで「使用時、中の紙を抜く」と大きく書いて貼っておきます。これがないと、パニック時に「壊れている!」と勘違いしてしまいます。
ロックアウト機能の活用
高機能なライトには、テールキャップ(お尻の蓋)を少し緩めるだけで通電が切れる「ロックアウト機能」がついているものがあります。 自分のライトが対応しているか確認し、保管時は半回転緩めておきましょう。
電池は別添えが基本
上記はあくまで「すぐに使えるようにしておく」ためのサブ的な方法です。 基本は、電池はパッケージに入れたままライトと一緒にジップロックに入れ、テープで巻いておくことです。これなら液漏れリスクはゼロです。
端子のメンテナンス
大掃除の際、すでに液漏れして白く粉を吹いているライトを見つけたら? 軽度なら、酢やお湯を含ませた綿棒で拭き取れば、通電が復活することがあります(※肌に触れないよう注意)。 接点復活剤(コンタクトスプレー)をひと吹きしておくと、接触不良を防げます。
まとめ
「点かないライト」はただの文鎮です。 年に一度、全ての電気製品の電池ボックスを開けて確認する。これが大掃除の裏メニューです。
