大掃除で「不用品」をサバイバルギアに変える:古い毛布を車載用に、ジーンズを雑巾に。

ゴミではなく「素材」と見る

サバイバリストの視点では、使い古した日用品は「馴染んだ素材」です。 大掃除で捨てる予定の衣類や寝具を、災害時に役立つギアにリメイク(アップサイクル)しましょう。 お金をかけずに防災力を上げるチャンスです。

リメイク・アイデア集

1. 古い毛布 → 車載スタック脱出マット&緊急防寒具

穴が開いたり角が擦り切れた毛布。これを車に1枚積んでおきます。

  • スタック脱出: 雪道や泥道でタイヤが空転した際、タイヤの下に噛ませることでグリップ力を回復させ、脱出に使えます(使った後はドロドロになるので、捨てても惜しくない古い毛布が最適)。
  • 車中泊: 立ち往生時の防寒用として。汚れていても命には代えられません。

2. デニム(ジーンズ) → 頑丈なウエス・焚き火エプロン

履かなくなったジーンズは、生地が厚く非常に丈夫です。

  • ウエス(雑巾): 適当な大きさにカットしておけば、油汚れの掃除や、怪我をした時の圧迫止血パッドとして使えます。
  • 土嚢袋の代用: 足の部分を切り取り、片方を紐で縛れば、砂や土を入れて「土嚢」として使えます。浸水対策に。

3. ダウンジャケット → クッション兼寝袋ブースト

穴が開いて羽毛が出てくるダウン。捨てずにクッションカバー(100均で可)の中に詰め込みます。 普段はリビングや車のクッションとして使い、避難時は中身を取り出して防寒着として、あるいは寝袋の足元に突っ込んで保温力アップに使います。

4. 新聞紙・牛乳パック → 燃料ブリケット

古新聞を水でふやかし、固く絞って棒状にして乾燥させると「紙薪(ペーパーログ)」になります。 牛乳パックは着火剤として優秀で、まな板や皿の代わりにもなる万能素材です。開いて洗って乾かし、備蓄しておきましょう。

まとめ

「いつか使うかも」で物を溜め込むのは汚部屋の元ですが、「明確な用途(防災)」を持って加工・備蓄するのは賢い知恵です。 捨てる前に「これは災害時に〇〇として使えるか?」と一瞬考える癖をつけるだけで、身の回りの景色が変わって見えます。