【実験】車のバッテリーは25度以下の環境で何%出力が落ちるか?12月にやるべき事前充電

バッテリーは冬に死ぬ

JAFの出動理由で常に上位にある「バッテリー上がり」。特に気温が下がる12月〜2月は発生件数が跳ね上がります。 バッテリー内の化学反応は温度が下がると鈍くなるためです。

気温と性能の関係(目安)

新品のバッテリー(満充電)であっても、気温によって性能(放電能力)は以下のように低下します。

  • 25℃(適温): 100%
  • 0℃: 約80%
  • -20℃: 約50%

つまり、劣化した古いバッテリー(性能60%)を使っている場合、氷点下のスキー場に行くと、実質的な出力は30%程度まで落ち込み、スターターモーターを回す力が足りずにエンジンがかからなくなります。

12月の事前チェック

1. 使用年数の確認

バッテリーの寿命は一般的に2〜3年です。ボンベ同様、上部に開始日が書いてあるはずです。3年以上経過しているなら、冬の遠出前に交換するのが無難です。

2. 電圧測定と補充電

ガソリンスタンドでチェックしてもらうか、シガーソケットに挿すタイプの簡易電圧計(数百円)で確認します。 エンジン停止時で12.5V以上あれば良好ですが、12.0Vを切っているようならかなり弱っています。 長距離を走って充電(走行充電)するか、バッテリーチャージャーで補充電を行いましょう。

ジャンプスターターの携行

モバイルバッテリー型の「ジャンプスターター」を車に積んでおけば、他人の車に救援を頼まなくても、自力でエンジンを始動できます。 スマホの充電器としても使えるので、防災グッズとしても優秀です。ただし、これもリチウムイオン電池なので、車内に放置せず、寒くなりすぎないように管理が必要です。

まとめ

「キュルキュル…」という頼りない音を聞いてから焦っても遅いです。 バッテリーにとって冬は過酷な戦場です。戦場に出す前に、十分な栄養(電気)と健康診断を与えてあげてください。