重要書類の「アナログ」バックアップ:クラウドが死んでも困らない、秘密の防災バインダー構築術
デジタル依存の脆さ
保険証券番号、パスワード、緊急連絡先、家族のマイナンバー、お薬手帳の内容。 これらを全てスマホの中やクラウドに保存していませんか? 大規模災害で停電し、基地局がダウンし、スマホの電池が切れた瞬間、あなたは自分の資産や身分に関する情報に一切アクセスできなくなります。 アナログな「紙」こそが、電力不要の最強の記録媒体です。
「防災バインダー」に入れるべきもの
A4あるいはB5サイズの防水チャック付きバインダーを用意し、以下をファイリングします。
1. 身分証明・公的書類のコピー
- 運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(裏表)
- パスポート
- 母子手帳、お薬手帳の直近ページ
2. 資産・契約関係
- 通帳の表紙(口座番号がわかるもの)
- 火災保険・地震保険・生命保険の証券番号と連絡先
- 不動産権利書のコピー(※現物は銀行等の貸金庫へ)
- クレジットカードの番号と停止手続きの連絡先
3. 家族情報・連絡網
- 家族全員の顔写真(はぐれた時の捜索用。スマホ内の写真は見せられない可能性がある)
- 親戚・知人の電話番号リスト(スマホのアドレス帳が見れない時に公衆電話でかける用)
- かかりつけ医、学校、職場の連絡先
セキュリティ管理
このバインダーは「個人情報の塊」です。管理は慎重に行う必要があります。
- 分割管理: 全てを1冊にまとめず、資産関係と身分証明を分けるのも手です。
- 暗号化: パスワードや暗証番号はそのまま書かず、自分にしか分からないヒント形式にするか、一部を伏せ字にします。
- 保管場所: 防災リュックの奥深く、あるいは浸水しない高い場所にある金庫などに保管し、家族には場所を共有しておきます。
まとめ
役所も銀行も、災害時は混乱します。その時、「紙のコピー」があるだけで、手続きのスピードは劇的に早まります。 年末の書類整理のついでに、重要なものをコピーしてクリアファイルに入れる。たったそれだけの作業が、未来のあなたを救います。
