Field Safety / Bio-Hazard Prevention

「吸血」を、
化学で防げ。
マダニ対策のタクティクス:SFTSを回避するための重装備と偵察プロトコル

The Defensive Bio-Security in the Spring Wild

The Risk / 山菜と引き換えにするには高すぎる代償

山菜に夢中になっている時、マダニはあなたの衣服の隙間を静かに這い上がります。 近年、致死率の高いSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の被害が拡大しています。 『刺されてから気づく』のでは遅すぎます。 化学的なバリアと、物理的な侵入阻止、そして事後の徹底的な確認。 山に入るための「ライセンス」としての防ダニ・プロトコルを身につけましょう。

Protocol / マダニ侵入を阻止する3レイヤー防御

1

「化学」:ディート30%またはイカリジン15%の選択

コンビニで売っている低濃度の虫除けは気休めです。必ず『医薬品』クラスの高濃度ディート30%を使用。服だけでなく、靴やズボンの裾に重点的にスプレーします。この『化学的な壁』が、マダニの探知能力を無効化します。

2

「物理」:袖口・裾口の完全封鎖と明るい服装

衣服の隙間は全て塞ぎます。ズボンの裾を靴下の中に入れるのは基本中の基本。また、黒い服はマダニの姿が見えません。白やベージュの明るい色の服を着ることで、付着した黒いドット(ダニ)を早期に発見し、払い落とすことが可能になります。

3

「偵察」:帰宅後『風呂直行』と全身の触診

【重要】山から出たら即座に衣服を着替え、可能なら現場で粘着テープ(コロコロ)を全身に。帰宅後はすぐに入浴し、首筋、脇の下、股関節など、柔らかい皮膚の場所を鏡と手で徹底的にチェックします。吸着前ならシャワーで流せます。これが最後の防衛ラインです。

Preparation kills the panic.
Guard the flesh, secure the future.