Fire Structure / Log Burning

「垂直」に、
火を閉じ込めろ。
斧で作るスウェーデントーチ:丸太一本を最強のコンロへと変貌させる、分割と再編のプロトコル

The Engineering of Vertical Log Combustion

The Strategy / 丸太は「燃える家具」である

スウェーデントーチ(木こりのローソク)は、丸太一つで調理ができ、照明になり、暖も取れる究極のミニマル焚き火です。 通常はチェーンソーで切り込みを入れますが、サバイバーは斧だけでこれを作ります。 一度割った丸太を、再び元の形へと束ね直す。 内部に計算された「空隙(エアギャップ)」を設けることで、炎を上昇気流に乗せ、内側からじっくりと使い切る。 その機能美と持続性は、一晩の野営に深い満足感を与えます。

Protocol / 斧によるトーチ製造と燃焼制御

1

「分割」:丸太を4等分(または6等分)に正確に割る

斧を食い込ませ、一気に割ります。このとき、中心部の繊維が少し毛羽立つように割るのがポイントです。その毛羽立ちが着火時の「フェザー」の役割を果たし、スムーズな火の立ち上がりをサポート(最適化)します。

2

「再編」:小石を挟み、下方吸気ルートを確保する

割った丸太を元の形に戻しますが、根元に数ミリの隙間ができるよう小石を挟み、外側を針金でガッチリと固定。この隙間が『吸気口』となり、煙突効果によって火を上へと吸い上げ続けます。

3

「点火」:上部中心から『逆火』させる着火プロトコル

【重要】火は上から下へと、内側を削るように燃え進ませます。中心部の空洞に着火剤を落とし、内部の壁面が炭化し始めたら安定期に突入。上にケトルやスキレットを載せれば、まさに森の天然ガスコンロです。

Log is the battery, fire is the circuit.
In the vertical flame, the night is won.