DIY Gear / Wood Management
「一本の紐」を、
物流の要とせよ。
自作パラコード・薪キャリー:春の集薪を劇的に効率化する、ブッシュクラフト的「運び」の技術
The Engineering of Cordage-Based Logistics
The Strategy / 「抱える」から「吊るす」への転換
ブッシュクラフトの現場において、薪集めは最も体力を消耗する作業の一つです。 何度も往復するのは非効率であり、何より手が塞がるのは危険です。 パラコードをネット状に編み込み、持ち手を作る。 たったこれだけの工作が、あなたの集薪能力を3倍に引き上げ、森の中での機動力を確保します。 市販品にはない「軽さ」と「汎用性」を、自分の手で紡ぎ出しましょう。
Protocol / 薪キャリー製作と運用プロトコル
1
「構造」:ネットノットによる耐荷重設計
約10mのパラコードを使い、ダイヤモンドノットやカウヒッチを組み合わせて網目を作ります。一点に荷重を集中させず、全体で薪の重さを分散させることで、細い紐でも数十キロの負荷に耐える『最強の運び屋』が完成します。
2
「把持」:手への負担を減らすグリップの自作
重い薪を運ぶ際、パラコードが手に食い込むのを防ぐため、太めの枝をグリップとして組み込みます。これにより、長距離の運搬でも疲労を最小限に抑え、次の作業(薪割り)に体力を温存することが可能になります。
3
「多機能」:非使用時はギア吊り下げハンガーへ
【重要】このキャリーの真価は、薪を運び終えた後にもあります。タープのリッジラインに吊るせば、濡れた手袋やシェラカップを乾かす多目的ネットに。一つの道具に複数の役割(マルチタスク)を持たせる、これがブッシュクラフトの真髄です。
